参院選の結果について考察してみる

昨日の参議院選挙では、憲法改正や安全保障問題、経済政策などが争点となり、自民党が55議席民進党が32議席獲得した。改選前と比べると自民党が116議席から121議席へ増加。反対に民進党は改選前の63議席から50議席へ減少した。 投票率は54.7%であり、2年前の衆議院選挙の52.7%や3年前の参議院選挙の52.6%よりも上回ったが、依然として投票率は低いままである。 この結果について思うことは、概ね予想通りの結果といえるだろう。また、アベノミクスについてもこのままさらなる加速を期待していきたい。憲法改正に関しても与党の慎重な判断のもと、進めて貰いたいと思う。 続いて投票の結果に関しては、自民党の政策はあまり期待できないが、他の政党で期待できる政党がないと考える人が多いのでは無いのかと感じてしまう。それもそのはず。かつての民主党政権はひどいものであったから仕方ないだろう。民進党が政権を取りたいのであるならば自民党の批判をするだけでなく現実的な政策を織り込んでいく必要性がありそうだ。 投票率の低下については、政治の不透明さや若年層の政治に関する関心の無さ、政策の意味が理解できないなどの問題が考えられる。またいくら選挙年齢が引き下げられたとしても若年層にとっては選挙に対する敷居がやや高いと感じてしまっている人が多いのではないかと考える。 この事について言えることは とにかく投票に行け、誰でもいいから票を入れろ。支持する人がいないのならば白紙で投票箱に突っ込んだっていいんだから。 政策についてわからないのであれば調べろ。ネットにいっぱい載ってるから。その中で気に入った人と政党の名前を書いて投票箱にブチ込むだけなのだから、何も難しいことはないだろう。 お前の将来を決めるのはお前の投票次第なんだということをもっと自覚しろ。